国が違えば文化や習慣も違うので、いろんな驚きがあるもの。
日常生活でよくお世話になるスーパーマーケットですが、ここオーストラリアでは、日本ではありえないビックリする光景を目の当たりにします。
会計していない商品を飲み食いしながら買い物
買う予定の物は会計前に飲み食いしてもOK。レジで空の容器または食べかけの商品を見せて支払えば問題なし。えええっ? ・・・この光景を見たときはさすがにびっくり仰天でした。
我慢できない子供が、カートの上でお菓子をボリボリ、アイスクリームをナメナメ、ジュースをゴクゴク飲んでいるのをよく見かけます。子供だけではありません。大人も買い物しながらまたはレジ待ちのときにドリンク類やパン類を飲食していることも。
会計前に全部飲み食いして、空になった容器をどっかに捨てれば無銭飲食だよね、これ完全に。監視カメラが見張っているとは思うけど。子供の教育にもどうなの? と思ってしまうんですけど。
お店によっては禁止しているところもあるかもしれませんが、少なくとも田舎のスーパーでは見かけます。
店内に並んでいる商品をつまみぐい
特に果物。ぶどうを一粒二粒味見してから買う光景は普通に見かけます。ミカんの皮をむいて味見しちゃってる人もたまにいます。果物以外にも量り売りのナッツをつまみ食いしている客も結構見るな~。
これ別に、「試食どうぞ」と売り子が脇に立って勧めているわけでも、「試食自由」と張り紙がされてるわけでもありませんよ。
どこまで許されるのでしょう? ミカンだったら1個平らげても平気なのかな・・・。
買い物途中に気が変わって商品を戻すとき元の場所に戻さない
一旦カートに入れた商品だけど、途中で気が変わってやっぱり要らない、ということは誰にでもありますよね。
普通は、その商品があった元の場所に戻しません? ところが、元の場所ではなくやっぱり要らないや、と思ったらその場に置き去りにする人がなんと多いことか。
なので、文房具売り場にキャベツがあったり、洗剤売り場に卵や肉が置かれていたり、トイレットペーパーが並ぶ棚にジュースやハムが横たわっていたり・・・。
今では見慣れた光景ですが、目にする度に「ちゃんと元の位置に戻さんか、このアホっ!」 と心の中で叫んでおります。
駐車場に持ち出したカートをカート置き場に戻さない
駐車場にカート置き場があるというのに、少しでも遠いと自分の車の脇に置き去りにする人多すぎです。
まあ、確かにカート置き場が少ない気もするんですが、すぐそこなのにどうして? と思うんですよね。
駐車するのに邪魔だし、接触してキズがついたりなんてこともあり得るし。
ところが、その置き去りにされたカートを集める係の人がいるんですよ。
カート集める係を雇って人件費を無駄遣いするより、お客さんを教育したほうがいいと思うのは私だけ?
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とまあ、スーパーだけでもショッキングな体験ができてしまいます。
寛容というかルーズというか・・・決してまねしたくないので染まらないように気をつけています。