「オージー」は英語で「Aussie」、「オーストラリア人」「オーストラリアの」という意味で使われる話し言葉。
オージーは本当に飾らない国民性。
それは見た目も同じ。
普段はいたってカジュアルな服装。
夏場だったら、Tシャツに短パンはいて、お決まりのビーサンにサングラス・・・はい完成!てな感じです。
隙あらば海やプールに入りたい病の国民なので、
水場があったらすぐ入れる体勢を整えているのか?と思うくらい。
下着が水着になっちゃってる人多いです。
今住んでいる所は熱帯気候エリアなので、年中、Tシャツ・短パン・ビーサンで過ごせてしまいます。
日本人から見ると、女性の肌の露出度がハンパありません。
キャミソールに短パンが主流。
お尻がはみ出そうな短パンもよく見かけます。
ブラのひもが見えていてもおかまいなし。
痩せていようが太っていようが気にしません。
中年以降のご婦人だって、けっこう露出度高いです。
上半身ビキニ姿で街歩きしている人も。
裸足で歩いている人もめずらしくありません。
公衆トイレにも裸足で入るし、飛行機の中でも、乗り込むやいなや靴も靴下も脱いで裸足になり、
そのままトイレに入っていくオージーもいます。
たいていの家には裏庭があって、子供たちはそこで裸足で走り回っています。
そう、子供の時から裸足は鍛えられているのです。
いまだに真似できませんが、
夜寝るときに、ちゃんと足を洗ってベットに入っているのか気になるところ・・・。
そんな環境に生活していると、やっぱり染まってしまうもの。
私もこの年になっても、家ではもちろん買い物に行くときもTシャツ・短パン・サンダルスタイル。
短パン・ファッションショーができるくらい数がたまっていましたが、つい最近かなり処分しました。
もともと、化粧もほとんどしないし、着るものもシンプルなものばかり。
重ね着なんて難しくてできません。
こんな私にはこのエリアのスタイルはうってつけ。
毎日何着ようか迷うこともないし、ワードローブのスペースも取りません。
周りの日本女子は、おしゃれのしがいがないと嘆く人もいますが、私には十分。
そんなオーストラリアから日本に帰ると・・・。
街中の女性陣は小ぎれいな格好している人が多いです。
デザインも細部にこだわったものが多い感じがするし、
着ている服も上質に見えます。
化粧も日焼け対策もバッチリ。
間違ってもキャミソール&短パン姿のご婦人なんていません。
そんな中、シミ・そばかすだらけのすっぴん顔でものすご~くカジュアルな格好をして歩いていると浮いてしまうのです。
だから、日本に帰ってくると、自然と着るものも顔も少しだけ日本スタイルに。
オーストラリアでは着心地のいい服が、日本ではラフすぎて落ち着きません。
日本ではちょっと凝ったデザインの服を楽しめても、オーストラリアではそんな服めったに着ることがありません。
服は着る場所を選ぶのです。
普段着はこんなですが、パーティーや結婚式などのイベントになると、オージーもしっかりおしゃれします。
女性はカラフルなドレスにハイヒール。
男性は襟付きのシャツにパンツまたは短パン。
普段着との落差がかなり大きい。
たまに、フォーマルな格好なのに足元はやっぱりビーサンっていう男女もいますが。
それもやっぱりオージー流。