お題の「食べ歩き」は、あちこちの店を食べて回る食べ歩きではなく、歩きながら食べる食べ歩きです。
オーストラリアではさまざまな食べ歩きを見かけます。
基本、オージーは食べたいときに食べる!人が多いです。
だから、食べ歩きが盛んです。
日本人からすると行儀悪い、と感じてしまう食べ歩きの数々ですが、今回は私が驚いた、日本ではお目にかかれない食べ歩きを3種ご紹介します。
オーストラリアに来て最初に驚いた食べ歩きは、「人参」。
人参を丸かじりしながら歩いてる人よ~く見かけます。
まるでスナックを食べるようにポリポリしています。
最初はやはりびっくりしましたね。日本では考えられない食べ歩きですから。
確かにこちらの人参、みずみずしくて美味しいんですよ。
野菜全般に言えますが、水分が多いのでどの野菜もジューシーです。
やはり人参の歯ごたえと甘さ、サイズ感が食べ歩きに向いているんでしょう。
次に驚いたのは、すれ違いざまの「ブロッコリー」!
えっ、えーーーっ、今のブロッコリーだった? よね?
そんなもん食べ歩く人いるの? と目が点に。
しかも、生のまんま、丸かじり。
今さっきスーパーで買ってきて、トレーから出した小ぶりのブロッコリーのように見えましたけど。
固くない? ねえ~固くないの? まずいよね? とお尋ねしたいくらいでした。
さすがに、ブロッコリーの食べ歩きに出会えたのは、これが最初で最後でした。
かなり特殊な事例だとは思いますが。
そして、一番驚いたのは、「うどん」の食べ歩き!
使い捨てのプラスチックのお椀に入ったうどんを割り箸でつまんで食べてましたよ、白人が。
「うどん」を「歩きながら」ですよ!
え~っと、汁物ですから結構ハードル高い食べ歩きだよね!、と一部感心しながらも、これまた目が点になって、開いた口がふさがりませんでした。
ちょうどお昼の時間帯で、交差点で見かけた光景でした。
持ち帰りのうどんを買って、冷めないうちに食べたかったんでしょうか。
それとも、時間がなかったのかな~といろいろ想像してしまいますが。
かなり強烈でした。
上記はほんの一例ですが、他にも基本的な食べ歩きアイテムと言えば、アイスクリーム、コーヒー、ジュース、りんご、バナナ、ピザ、パイ、サンドイッチ、ハンバーガー、フィッシュ&チップス・・・などなど、挙げきれません。
日本で許されるのはソフトクリーム、コーヒー、ジュース、クレープ、団子、コロッケ、冷やしキュウリ・・・パッと思いつきませんが、食べ歩く種類はやはりお国柄が出ますね。地域柄もありますし。
日本では、若い人は食べ歩きに抵抗ないかもしれませんが、年配の方はやはり行儀悪いと思ってしまう方は多いですよね。
私もきな男に、座って食べられるところを探すか、定位置に立って食べ終わってから歩くように注意されます。
とにかく場所を選ばず食べたいときに食べ歩くオージー。
食べ歩きの利点は、
・食事をしながら移動できるので時短になる
・景色を眺めながら食べるので美味しく感じる
・食べながら運動できる
とでも考えているのでしょうか。