スマカメ180

更新 2020.04.14

「スマカメ180」で遠く離れた一人暮らしの親を見守る日々

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高齢の一人暮らしの親と離れて暮らしていると、安否が気になります。

不意のアクシデントなどにすぐに対応できないので、何かと不安要素が多くなります。

今の時代、スカイプやラインなどを使えば簡単にビデオ通話ができるので、いつでもどこにいてもお互いに顔を見ながら無事を確認できますが、私の母のようにガラケーは使えてもスマホやパソコンはまったく使えない年寄りはそれが叶いません。

電話で声は確認できますが、無事な様子を目で確認できたらもっと安心できると思い、前回帰省した際に「スマカメ180」というネットワークカメラを設置してきました。

現在は遠く離れた実家の母をスマホで見守れるようになりました。

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「スマカメ180」はこんなカメラ

実家に設置したのは、Planex(プラネックス)社が出している「スマカメ180」。

インターネット回線を使って遠隔から専用アプリでカメラの映像を確認できるネットワークカメラです。

別売りのマグネットマウントキット(冒頭写真の右側の小さい箱)とセットでお得に買えました(まだ、マグネットマウントキットは使ってませんが)。

スマカメ180

その名のとおり、水平180度(垂直100度)の広角レンズを使用しているので、部屋の角上などに設置できれば部屋全体を見渡せます。

しかも、300万画素のフルHD撮影なので、画質もわりと鮮明です。

電源が取れて、Wifi 環境があれば屋内どこでも簡単に設置できます。

我が家の場合、実家の居間に「スマカメ180」を設置し、私のスマホにスマカメ専用アプリを入れているので、私は海外にいても国内にいてもスマホの電波が届くところであれば、遠隔から実家の居間の様子をいつでも確認できます。

スマカメにはマイク機能が付いているので、スマカメを置いている居間に響く音を拾えるようになっています。だから、スマホの専用アプリで実家の居間のテレビの音や来客との会話なども聞けます。

また、スピーカーも内蔵されているので、スマホの専用アプリからスマカメのスピーカーを通して母に話しかけることもできます。カメラから声が出るのを不思議がっていた母。そうですよね。

マイクとスピーカー機能のおかげで、双方向で音声のみの会話はできます。

ただし、話しかけるのも音を拾うのも、専用アプリが入っているスマホやパソコン側から発動しないとできません。

他にも、スマホ側でカメラの映像を写真撮影して保存できたり、スマカメ本体にメモリカードをセットすれば、常時録画できたり、カメラの映像に動きがあった場合に自動録画してスマホに通知する機能などもあります。

私のように一人暮らしの親の見守りをはじめ、勤務先や外出先から同居の寝たきりの親を確認したり、留守番している子供やペットの見守り、店舗や自宅の防犯対策など、いろいろな使い方ができると思います。

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スマカメ専用アプリ

スマカメ本体は、母が一番滞在時間が長い、居間の隅にあるデスクの上に設置しています。

本当は、マグネットマウントキットを使って、部屋の角の上部に設置すると一番広範囲に部屋を見渡せると思いますが、配線が見えるのが嫌なので、デスクの上に置きました。

私のスマホに入っているスマカメ専用アプリからの映像はこんな感じです。

スマカメ180

広角

スマカメ180

ピンチで拡大

指でピンチすると映像の拡大縮小ができます。スマホの画面を横向きにすると、画面いっぱいに最大化できます。

回線状態が良くないと、固まったり反応が遅くなることがありますが許容範囲です。

ネットワークカメラのセキュリティーについて

メディアではネットワークカメラのセキュリティーの問題が指摘されています。カメラから外国語が聞こえてきたとか、カメラの映像が世界中に垂れ流しになっているなど、ギョッとするような事象が起こっているのも事実です。

この問題に対し、スマカメシリーズを販売しているプラネックス社の見解は下記のとおりです。
スマカメのセキュリティに関しては少なからず他社製品よりも安心して使えるようです。

他社製品に関しては、どの様なネットワークを通じカメラの映像を視聴するか判りませんが、弊社ネットワークカメラではセキュリティーを考慮し、外部からの不正アクセスを防ぐとともに、安心して使用できる日本国内に自社サーバーを構築し運用しております。

また、パスワードもサーバー側に保持せずお客様がお持ちのネットワークカメラ側に保存し、認証される仕組みになっております。
その為、お客様の方でパスワードを変更して頂くことで、ネットワークカメラのアクセスコード(UID)とパスワードをご存知の方以外の視聴はできなくなります。

安心して弊社ネットワークカメラをご使用ください。

(引用: planex.com

=====
スマカメをチェックするのは1日に2,3回なので、完全な見守りにはなりませんが、しばらく姿が見えないとなると、アレっという気付きになるので、あると安心です。

あくまでも一人暮らしの親を見守る手段の一つでしかないので、不安要素を減らすためには複数の方法を準備しておく必要があります。

また、スマホ側から一方的に映像を見れる状態なので、いくら親といえども、このような見守りカメラを設置するのを嫌がる親もいると思います。

見守る側が安心だからと一方的に押しつけるのは避けて、事前に了解してもらいましょう。

 

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