私は、タニカのヨーグルトメーカー「ヨーグルティア」の大ファンで、はるばるオーストラリアに持ち込んで、ヨーグルト、甘酒、納豆、味噌作りに愛用しています。
そして、実家にはその「ヨーグルティア」の上位モデル「ヨーグルティアS」があります。
前回帰省した際に上位モデルが登場していたのを知って、すかさず購入しました。
従来モデルより高機能なヨーグルティアS
とても人気が高いようで、私が購入した時点では入荷待ち状態が続いていて、到着まで2週間程かかりましたが、現在は待ち時間なく注文できるようです。
(上の写真に映っている右側のバスケットは、後で追加購入した水切りバスケットです。基本セットに含まれるバスケットは、左側のタイプのバスケット2個で、ふたの色がグレーと白各1個ずつです)
従来モデルとの違い
1. 設定温度幅が25~70度(従来モデル:25~65度)に拡大
2. 従来よりも高出力のヒーターを使用しているので、設定温度までの上昇スピードも速くなり、より安定した発酵が可能
3. 液晶画面の大きさが2.3倍になり、温度と時間を同時表示
4. タイマーに新たに30分が追加され、30分~48時間の範囲で設定可能
5. 発酵終了を知らせるブザー搭載
6. 底部分にコードを巻き付けて収納可能
個人的には、2、3、6の違いは大きいと思います。
時短になるし、表示が見やすいことととコードが隠れるのは気分的に爽快です。
参考までに、温度70度だとコンフィが作れるそうです。
私はそんなもの作りませんけど。
豆乳ヨーグルトも簡単に作れます
今日は帰省後初めて豆乳ヨーグルトを作りました。
普段牛乳は飲まないので、いつも豆乳で作ってます。
果物にかけたり、スムージーに入れたりしています。
近場のスーパーでは豆乳ヨーグルト見かけないんですよね。
どこかのスーパーで見かけたことがありましたが、余計な砂糖が入っているので買う気がおこりません。
プレーンで食べたいので、自分で作るのが手っ取り早いのです。
種菌は、以前購入して余っていた「ABCT種菌」を使用。
もちろんお好みの市販のヨーグルト (100g程度) でもOKです。私もいつもは市販のヨーグルト使っています。
種菌によって固さや風味が変わってくるので、いろいろ実験するのも楽しみの一つ。
ABCT種菌はタニカ電機オリジナルのヨーグルト種菌。
オクラホマ州立大学(アメリカ)のスタンレイ=ギリランド博士によって開発された乳酸菌をライセンス製造したもので、4種類の乳酸菌が1グラムあたり1000億個含まれているとのこと。なんか体によさげで、強力そう。
ということで、材料の豆乳 (1000ml) と種菌を用意します。
まず、内容器、スプーン、内ぶたを消毒する必要があります。内容器に水を1cmほど張って、スプーンを立てて、内ぶたをはめ、電子レンジに入れて水が沸騰するまで加熱 (500~600Wで約1分) して消毒します。熱湯を注いで消毒してもOKです。消毒後はふきんなどで拭かずに水滴を軽く切って、そのまま使用。
消毒後お湯を捨て、豆乳を200mlほど入れ、種菌を加えてよくかき混ぜます。残りの豆乳を加えてさらにかき混ぜ、内ぶたをはめ、取ってぶたを閉めます。
本体にセットして外ぶたをし、温度40度、時間6~7時間に設定してスタートボタンを押して放置。
できあがったら冷蔵庫で冷やします。できあがりはこんな感じ。↓
割としっかり固まりました。
酸味は少なく食べやすいです。豆乳なので色は少し黒ずんでいます。
酸味や堅さは、使う原料や種菌、温度、時間によって変わってくるので、いろいろ試すのも楽しいです。
注意点として、豆乳ヨーグルトを作る場合は「無調整豆乳」を使うこと。種類に気をつけましょう。
豆乳の種類 | 固まり具合 | |
---|---|---|
無調整豆乳(大豆固形分6.5%以上) | ◎ | よく固まります |
調整豆乳 | △ | 固まりが弱かったり、分離したりすることがあります |
豆乳飲料 | × | 固まりません |
牛乳でヨーグルトを作る場合も、同様にうまく固まる種類と固まらない種類があります。
「牛乳」「スキムミルク」⇒◎
「加工乳・低脂肪乳・無脂肪乳・成分未調整乳」「低温殺菌牛乳」「ノンホモ牛乳」⇒ △
「乳飲料」⇒ ×
です。
ヨーグルティアSで作れる食品は、ヨーグルト、甘酒、納豆、味噌、塩麹、しょうゆ麹、パンの天然酵母種、チーズ、温泉卵、コンフィなどなど。まだまだ挑戦しがいがあります。
ヨーグルティアSおすすめです。