片付け

更新 2018.06.12

車2台から1台に減らすタイミング到来

我が家は車を2台所有していたのですが、先日、1台を手放しました。

数年前からそろそろ1台でもOKでは?と感じ始めていましたが、そのタイミングが整ったということです。

手放したばかりなので、今後、1台で十分なのか、不便を感じるのかは分かりませんが、便利だけれども維持管理に手間ひまかかる車という大型物体が一つ片付いて気分的にもスッキリしています。

車を1台手放した理由と、それによるメリット・デメリットを予想してみたいと思います。

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車2台所有の経緯

現在住んでいるところは地方の田舎町で、公共の交通手段といえば、時刻表があってもいつくるか分からない「バス」しかないエリア。なので、一家で複数台を所有していることは珍しくない、バリバリの車社会です。

我が家も、現在の場所に引っ越してきた最初の4,5年は四駆1台でしたが、その後、いくつかの事情で小型車を1台追加しました。

大まかには、それまで仕事で年に数ヶ月家を空けることが多かったきな男が完全リタイアしたため、毎日家にいる生活になり、1台ではそれぞれの用事を即座に対応できなくなったことと、会社(といっても名ばかりの)を設立したので、会社名義の車を持つメリットがあったことです。

車を1台手放した理由

所有していたのは四駆と小型車でしたが、今回売却したのは購入から12年間で走行距離13万キロの四駆の方です。小旅行や長距離ドライブに多用していたほか、普段は私が使うことが多かった車です。

1台減らしてもいいのではという判断にいたったのは、

■私が数年前から日本を行ったり来たりで、1年の半分くらいしかいない

■2人とも在宅生活なので車の使用頻度が低い

■一緒に行動することが多い

■2人ともドライブが好きで四駆であちこち出かけたが、オーストラリア国内の主要道路は一部を残してほぼ制覇してしまったため、今後長距離ドライブや四駆でしか行けない道路を乗ることはあまりないであろうし、必要な場合はレンタカーを借りればOK

■走行距離が10万キロを超え、部品交換や修理箇所が増えてメンテナンス料がかさんできた

実際、前回の点検では約2000ドル取られたし、最後の検査でもタイヤ交換となんとか?ベルト(10万キロ目安で交換必須の高額パーツ)の交換時期だよと言われたので、その費用を払う前に手放しました。

小型車1台の生活が始まって1週間も経っていませんが、今のところ不便は感じていません。小型車はどこに行っても駐車しやすいし、小回りが利くので毎回の運転も楽です。

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予想されるメリット

車1台の維持費とスペースが減る

車を所有すると、購入代金の他にも、保険、税金、車検や定期点検などのメンテナンス料や修理費、ガソリン、洗車、駐車場、ロードサービス、交通違反したときの罰金・・・などなど、多くの費用がかかります。それがまるごと1台分減ることになるので、金銭面の節約効果は明らかです。また、駐車スペースが空くので広々するし、有効利用もできますね。

精神的負担の軽減

車を所有すると、買うときや売るときは、車種の選択から試乗、比較検討、ショップ選定、値段交渉、手続きまで、やることがいっぱいで手間ひまがかかります。走行中に事故や故障に遭うとそれだけでパニックになるし、保険会社やロードサービスともやり取りしないといけません。その結果、修理で車が使えなくなって不便な思いをすることも。そんな負担は少ないほうがいいので、1台減るだけでかなり精神的に楽になるはずです。

環境に良い

たとえ車1台ですが、排気ガス減らすことができるので環境保護に貢献できます。

健康的になる

車がふさがっているときに、以前なら車で直行していた1,2キロ圏内の場所に用を足しに行きたい場合、歩いて行くようになればいい運動になるので健康的になるかも。ただし、まったくの車無し生活ほど効果は期待できないですが。

予想されるデメリット

それぞれの用事に即座に対応できない

小型車1台だけなので、運べる人数や荷物が制限される

デメリットについては回避できる場合が多いような気がします。
即座に対応しなければいけない状況ってそれ程ないように思います。どうしてもという緊急時はタクシーを使えばいいでしょう。

我が家の小型車は窮屈ではありますが5人乗り。他人を乗せる機会は年に数える程度なので、来客などでそれ以上の人数を乗せたい場合は相応のレンタカーを借りればいいことです。

積載量に関しては、日常の買い物で困ることはありません。大型サイズの買い物や一度に大量のものを運びたいときは、お金がかかっても有料の配送サービスを利用するなり、レンタカーを借りたほうがいいでしょうね。

事前に話し合っておけば、それぞれが使いたい時間を割り振りできるはずですし、急ぎの用事でなければ一緒に出かけて済ませられることの方が多い気がします。

=====
家族が多く通勤や仕事、送迎で毎日2台の車を使うという家庭は複数台必要だと思いますが、我が家のように2人家族でともに在宅で生活している場合は、緊急時などどうしてもというときでも年間の維持費を考えればタクシー代のほうが安くなるのは明白でしょう。

そう考えると、今後我が家は車1台でも十分生活できる環境になったと思われます。何より、金もスペースも食う車が1台減って気分が軽くなりました。

年齢とともに家族構成やライフスタイル、生活環境は変わっていきます。それに合わせてマイカーの台数や要・不要を見直すことは心の負担を減らして身軽に生きるためにも重要なプロセスです。



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