現在進行形で体験している一番悩ましい症状は「ホットフラッシュ」。
のぼせやほてりとも言います。
急に、顔や上半身が熱くなって、汗が噴き出す症状です。
更年期の症状の中でも、代表的な症状の1つなので
体験済みの方も多いでしょう。
以前務めていた職場の上司が、クーラーの効いた部屋の中にいても
よく「暑い暑い」と嘆いていたことを思い出しますが、その理由が分かる年代になりました。
ホットフラッシュの原因
更年期に入ると、卵巣機能が低下して女性ホルモンのエストロゲンの分泌量が減少するために、
血管の拡張や収縮をコントロールしている自律神経がうまく機能しなくなるために起こると
考えられています。
私の具体的な症状
始まったのは48歳前半。
ちょうど閉経後あたりです。
前触れもなく、突然、上半身がカーッと熱くなって、
汗が大量に噴き出してくるのです。
1回当たりの継続時間は、1分前後でしょうか。
暑くもないのに、昼夜を問わず、1日に何回もやってきます。
ひどい頃は数時間おきだったような記憶が・・・。
個人差があると思いますが、
私の場合は特に、背中、胸元、脇の下に多量の汗をかきます。
爽やかな汗ではなく、じっとりねっとりとした汗で、
臭いもきつい感じが・・・。
幸い私は在宅で仕事をしているので、シャワーや着替えがいつでもできますが、
外出中にホットフラッシュに見舞われると、
汗臭い臭いをまき散らしているんじゃないかと気になって制汗剤が手放せません。
外でお勤めの方だったらなおさらでしょう。
特に、夏場はただでさえ暑いのに、この体のほてりと発汗が加わると、
不快としか言いようがありません。
最近は、頻度が少なくなりほてり具合が和らいできているように感じますが、
カーッと熱くなった後に、寒気を感じることがあります。
いつまで続くの?
ホットフラッシュは、更年期のすべての女性が発症するわけではなく、
継続期間も個人差があります。
発症したらいつまで続くのか、とても気になったので調べてみると、
人によって1年~5年と幅があるようですが、
約2年という人が最も多いようです。
時期が来れば必ず治まることが分かれば、
あとは少しでも症状を和らげる対策を施せば楽になりますよね。
症状の緩和策
ホットフラッシュの緩和策には、自分でできるものから、病院での治療までいろいろあります。
病院治療としては、ホットフラッシュに限らず、
さまざまな更年期の症状に有益とされていホルモン補充療法。
自分でできる対策としては、更年期症状に効果があるサプリメントの服用や栄養素の食事、
ストレスを軽減する運動などです。
私は病院や薬に頼りたくないので、ホルモン補充療法やサプリメントよりも、
効果があると言われる栄養素を食事で摂り、頑張りすぎない運動に励んでいます。
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