北国に住むと、冬は雪と寒さで家に閉じこもりがちになります。
夏だと気が向いたときにひょいひょいと気軽に外出できますが、冬は雪道の運転や歩行の心配もあるし、吹雪いたり強風で悪天候になると外出は危険。
第一寒いので、温い家の中が快適になります。
そんな冬でも、癒やしの場所の代表格は「温泉」。
私も母も好きな場所と時間です。
しばらくまとまった雪が降っていないので、ここ数日は道路の雪も消えて乾いています。このチャンスを逃すまいと、車で1時間ほどかけて近場の温泉に浸かってきました。
目当ては深浦町にあるお気に入りの温泉「Wespa椿山の展望温泉」(鍋石温泉)。
ここは、宿泊施設、レストラン、物産館、ガラス工房、昆虫館、展望モノレールなどが併設された海辺の複合施設。
近隣には、十二湖や世界遺産の白神山地があり、散策や入山が楽しめます。
到着後、さっそく入り口に向かったら、屋内の明かりがついてない。
ええ~、休みなの~、と掲示を見たら、
なんと11月~3月の冬期間は営業時間が7:00~10:00と14:00~20:00なんだと。
到着したのは10:30・・・ガクンと肩を落とす。
ここのお湯は透明で少し固めの泉質ですが肌がつるつるになります。
浴室は広くはないですが、夏場は天気がいいとドームが開くので抜群の景色が楽しめるのです。
こんな風に↓
目の前が日本海なので昼間も絶景ですが、夕方は夕日を眺めながら入浴できます。
夏の椿山は最高!です。
今回は残念ながら椿山の展望風呂に入れず、ということで次に目指したのは「不老ふ死温泉」。
椿山から、来た道を戻ること20分ほどでしょうか。
ここは全国的に有名になって観光客が多い温泉宿。
特に、海辺の露天風呂が人気です。
目の前はすぐ日本海。
というか、海の水際にあるのでいつ水しぶきを浴びてもおかしくないロケーション。
まあ、波の荒い日は入浴禁止でしょうが。
露天風呂に入りながら夕日を眺められるのがうたい文句のようですが、私はまだこの海辺の露天風呂には入ったことがありません。暖かい時期に挑戦しようしようと思いながら何年も経過。
不老ふ死のお湯は茶色くて鉄くさいせいか、風呂入って綺麗さっぱり!感がないので、それ程好みではありません。体には良さそうですが。
でもこのロケーションが人を呼ぶんでしょうね。
ここでは、本館の内風呂に入ってからお昼を食べて帰ってきました。
内風呂は本館にも新館にもあります。
立ち寄り入浴は本館8:00~20:00、新館は10:30~14:00。
海辺の露天風呂は8:00~16:00(高波の場合は危険なためCLOSE)。
帰省する度に温泉に出かけるのが楽しみで、遠出することもしばしばですが、
近場にも景色を楽しめながら入れる温泉があるのは幸いなこと。
温泉好きの母も、私が帰省すると車であちこちの温泉に連れていってもらえるので喜んでいる様子。