更新 2019.03.26

何があってもパートナーを支える決意が年の差カップルの絆を強くする

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どんなカップルでも、共同生活を営んでいく過程でさまざまなトラブルや困難な状況に遭遇します。

年の差カップルの場合、周囲の反対や偏見の目にさらされることもあるでしょう。また、年上のパートナーは常にあなたよりも10歳、20歳先を生きているので、老いていくパートナーの姿を身近で見ていくことになります。同年代のカップルに比べると、早々にパートナーの病気や介護が訪れたり、それに伴う精神的、肉体的、経済的なストレスに見舞われるなど、辛い現実に直面する可能性も考えられます。

たとえどんな困難な状況に陥っても、それまであなたを支えてくれたパートナーを思えば、何があっても大切なパートナーを支えていこうと決意することは当然のことだと思えるはずです。それによってカップルの絆も強くなります。

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いつでもパートナーの味方でいる

例えば、親から交際や結婚を反対されたり、友達から彼のことを悪く言われて、「あなたが頼りないから反対されちゃうんだよ」「あなたが老けてるから、気持ち悪いって言われるんだよ」と彼にあたってしまうことはないですか。

反対されたり、良くないことを言われて辛いのは彼も一緒です。そんな時に彼が悪いと責任転嫁するのは筋違いです。悪いのは彼ではなく、人の反応を気にしているあなたです。

たとえ反対されようと、悪く言われようと、本当に彼のことを思っているのであれば、そんな周りの反応は気にせず、彼の味方でいられるはずです。第一に考えるべきは、周りの反応ではなく、彼の気持ちです。

とは言っても、いつでも彼の味方でいることはそう簡単なことではありません。やはり、人は自分が一番カワイイですから、ついつい自分をよく見せようと周りの意見に反応して、理由もなく彼を責めたり、意味のない見栄を押しつけたりしてしまいます。

ですが、彼が理由もなく攻撃されたり、世間体の偏見の目にさらされたときは、周りに何を言われようと彼の味方になってサポートするという強い意志があってこそ、年の差カップルの絆は深まります。

老いてゆくパートナーを受け入れる

今はあなたも彼も健康で、年齢差なんて感じていないかもしれません。でも、10年後、20年後と経過していくと、たとえ見た目は若くても、年上の彼はあなたよりも先に体は衰えていきます。疲れやすくなる、老眼になる、耳が遠くなる、腰痛や肩こりを訴えるなど、あちこちに体の不調が現れてきます。

ぎっくり腰になった彼を見て「かっこ悪い、じいさんじゃん」、耳が遠くなった彼に「何回言わせればいいのよ、もう」、休日にダラダラ寝ている彼を見て「いつまで寝てる気だろ・・・休みの日くらい家事手伝ってくればいいのに」と感じてしまうかもしれません。

でも、誰しも老いは避けられません。それがあなたより先に彼に訪れているだけです。

そんなとき、「無理させちゃったね。ごめんね」「もっと近づいて話すようにするね」「毎日お仕事ごくろうさま。ゆっくり休んでね」と年上の彼を思いやれるでしょうか。互いを思いやる気持ちがないと年の差カップルはうまくいきません。

彼がリタイアした後はどうでしょう。
仕事も年上のパートナーが先に現役を退くことになります。

ソファに横たわってくつろいで彼の姿を見て、あなたは「自分はせっせと働いているのに、家でゴロゴロして」という目で彼を見てしまうかもしれません。主婦業の方だったら、彼が毎日家にいるもんだから、「食事の支度が増えてうっとうしい」と思うかもしれません。

でも、彼はそれまで何十年と家族のために働いてきて、やっと余生を楽しむステージに移行したのです。逆にこれまでの労をねぎらってあげないといけないはずです。

常に感謝の気持ちがあれば、たとえ彼に介護が必要になっても、当然のこととして接することができるはずです。

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体力の衰えは実際に年を取らないと分からないので実感しにくいですが、あなたの親や周りの年上の年代の人たちを見ていればイメージできますよね。

私も40歳、50歳を経て、疲れやすくなったのはもちろん、白髪、老眼、記憶力の低下、50肩の発症と、自分の思うようにいかなくなった体にいらだちを覚えることがしょっちゅうです。しょうがないなオジサン、オバサンは・・・と中年層を年寄り扱いしていた自分を反省する時期が必ずやってきます。

いずれはあなたもそうなるのだと分かっていれば、先に年老いていくパートナーを優しく受け入れ、サポートしていく決意ができるはずです。

経済的な支え

家族が生活していくためには、基本的な衣食住以外にも、子供がいれば養育費や教育費、マイホームがあれば家のローンの返済、家族が病気や事故に見舞われたり、要介護状態になれば医療費などがかかってきます。特に、事故や病気などは予告なく突然訪れます。

今は働き盛りで収入が多い彼でも、いずれはリタイヤして収入はなくなります。
また、突発的な事情や不慮の事故でいつ働けなくなるかもしれません。

年上の彼が突然働けなくなっても、リタイアした後でも家族が暮らしていけるようにあなたが貢献していくのはもちろん、いざというときには、どんな手段でもあなたが家計を支えていく覚悟が必要です。


カップルが共に生活を営む過程には数々の難題が待ち構えています。それは年の差カップルに限りませんが、ライフステージが違う年の離れたカップルは何かと好奇の目にさらされたり、体力に差が出たり、パートナーの介護が早々にくるといった、同年代カップルとの違いを体験します。

私は、いつでも私を第一に支えてきてくれたきな男を思うと、感謝してもしきれません。
なのに、そんなきな男に対して、反抗したり、けんかを売ったり、わがままな言動をとったりと、ひどい仕打ちをしたものだと未熟な自分が嫌いになることが度々ありました。

そんなことを繰り返しながらも、私を受け入れてくれた彼に、自分はどれだけ返せているだろうかと考えると悔やむところが多すぎます。

そんなきな男は、実際の年齢よりもずっと若く見えるし、毎日運動に励んで健康維持に努めているので同年代の男性陣とは比較にならないほど姿勢も動作も軽快です。特に私の親とは雲泥の差。1日の運動量は私が負けています。

しかし、加齢とともに体力の衰えが進んでいるのは否めません。腰痛や肩の痛みなどが頻発するようになったし、最近は深いソファに腰掛けているときには少し弾みをつけないと立ち上がれない様子を見かけるようになりました。

見かけは若くても、確実に体は衰えているのです。

これまでずっと経済的な不安を感じさせることなく、私を支えてくれたきな男を、これからは何があっても支えていくという決意が日に日に増しています。

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